青汁の効果と危険性

青汁に潜む危険性

青汁とはどんな飲み物ですか

青汁とは、食物繊維・ビタミン群・ミネラルを豊富に含む緑黄色野菜を生で絞った汁です。加熱処理すると栄養成分が減少するため、生の野菜に含まれる豊富な栄養成分をそのまま使用することが大きな特徴です。

青汁には第六の栄養素といわれる食物繊維を豊富に含んでおり、日本人の野菜不足を補ってくれます。青汁の効果は生活習慣病の予防・改善、便秘解消、美肌効果、ダイエット効果などと健康食品としては優れた飲みものです。

青汁をのむときの注意点とは何ですか

青汁に含まれる豊富な栄養成分が健康効果を発揮しますが、一方で注意すべき点があります。次のような方々にとっては危険な飲み物となりますので、注意してください。

過敏性腸症候群の方

青汁には多くの食物繊維が含まれており、便秘に効果があることがわかっています。しかし、過敏性腸症候群の症状で下痢しやすい方・腸の機能が未発達な小さなお子さんが青汁を過剰にのむと腸が刺激されて下痢・腹痛・吐き気などの消化器系のトラブルを引き起こす可能性があります。青汁を飲む場合は、一日の飲む量を抑えるなどして調節してください。

治療でビタミン剤・ワーファリンを飲まれている方

青汁には多くのビタミン群が含まれおり、治療目的でビタミン剤・ワーファリンを使用されている方が青汁を飲むと過剰摂取により健康障害を引き起こします。例えば、ワーファリンは血液が固まるのを抑制する薬剤ですが、青汁に含まれるビタミンKは血液を固める作用がありますので、同時に飲むことによってワーファリンの効果を弱めることになります。このことは、ビタミン類・葉酸のサプリメントを飲まれている方にも同じ危険性がありますので、注意してください。ビタミンB2・葉酸の過剰摂取はそれぞれ、しびれ・かゆみと神経障害を引き起こします。

腎臓疾患のある方

腎臓疾患を持たれている方が青汁に含まれるカリウムを摂取すると、腎臓機能が衰えているためにカリウムをからだの外に排出する力がなくからだの中にカリウムを溜め込みます。この結果、不整脈・血圧低下・しびれ・おう吐の症状をもたらす高カリウム血症になることになります。

アレルギーのある方

どの食品にも共通しますが、アレルギーのある方は商品に含まれる原材料の成分を確認してから飲むようにしてください。いずれにしても、何らかの疾患を持っている方は、青汁を飲む前に医師に相談することが大切です。

青汁はどのくらいの量を飲めば良いのか

青汁を過剰摂取すると、本来の効果とは逆に便秘・下痢・発疹・吐き気などの症状を引き起こすことがあります。1日あたりの青汁の摂取量はそれぞれの商品に記載されている量・回数を守って飲んでください。通常であれば、多少の飲みすぎは問題ありませんが、飲んだ後に体調に異常をきたした時には医師に相談してください。

一つの目安としては、1日当たり摂取量を青汁の種類別にみると次のとおりです。

紙パック入り・缶入りジュース1杯から3杯
粉タイプ3包
サプリメントタイプ1粒から3粒
冷凍食品1~2パック
ジェルタイプ1本
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