青汁はアンチエイジングの強い味方
老化:エイジングはなぜ起こるのでしょうか
「なぜ動物が老化するのか?」というその原因はいまだにはっきりとしていません。次のような多くの仮説が存在しています。
- 我々のからだの中の細胞には寿命があるから
- ホルモンが10歳をピークに減少するから
- 免疫力が低下するから
- DNAが傷つくから
ただし、現在では「活性酸素(通常の酸素より酸化力が強い酸素のこと)がDNAを傷つけ細胞を老化させている」という説が最も有力であるといわれています。
老化という言葉から連想されるのは、60歳代以降の方に起こる症状と思われる方が多いと思いますが、実は我々のからだの中では老化現象は若いうちから起こっているのです。20歳を過ぎると、我々のからだの活性酸素の量は増加して、細胞を酸化させながら多くの器官の機能を低下させることがわかっています。ホルモンではメラトニンと成長ホルモンが我々の若さを維持していますが、10歳代からこれのホルモンも減少していきます。
このような老化現象は、個人差がありますので、食生活・生活習慣を改善することによって細胞の酸化を抑え、ホルモンの分泌を促して、老化現象を遅らせることもできます。この老化現象を遅らせることをアンチエイジングと言います。
アンチエイジングを行うには
アンチエイジングというと、化粧品によるスキンケアをイメージする方が多いと思いますが、本来の意味ではありません。前章で説明したように、老化現象の原因である活性酸素をいかに増やさないでかつ関連ホルモンを増やして老化を遅らせるかがアンチエイジングの本来の意味なのです。
その為には、次の2つの方法しかありません。
- 活性酸素を増加させる要因を取り除く
活性酸素の発生原因としては、次のようなものがあげられます。
大きなストレス、喫煙、飲酒、激しい運動、電磁波・紫外線、食品添加物、車の排気ガス
まさしく現代ならでは多くの原因が老化を促進していることがわかります。
- 活性酸素を取り除く抗酸化物資をからだの中に取り込む
抗酸化物資として知られている物質は次のようなものです。
- からだの中にある抗酸化物資
抗酸化酵素(SOD)、タンパク質、メラトニン - からだの外から摂取すべき抗酸化物資
ビタミンA/C,/E, ミネラル、カロチノイド(βカロチンなど)、ポリフェノール
- からだの中にある抗酸化物資
特に、アンチエイジングを行う上では、上記2に示した抗酸化物質を含む食材を積極的に摂取することが大切です。
なぜ青汁はアンチエイジングの強い味方なのでしょうか
青汁はなぜアンチエイジングの強い味方なのでしょうか。実は、青汁に含まれている原材料の野菜は次の3つが必ず含まれています。 大麦若葉、明日葉・ケールそして、これらの野菜には次のような代表的な抗酸化物質が含まれており、他の淡色野菜とは比較できないほどのアンチエイジング効果を発揮します。大麦若葉 | SOD酵素が野菜の中で最も多い |
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明日葉 | カロチノイド(ビタミンA)が緑黄色野菜の中で一番多い、メラトニン |
ケール | メラトニンがキャベツの約5倍、ビタミンCも多い |
最近、メラトニンは美容業界で若返り成分として注目されていますが、脳から分泌されるホルモンであり、強い抗酸化作用があることが知られています。これ以外にも青汁にはミネラルと新陳代謝の効果のあるビタミンB群も豊富に含まれています。
このように、青汁には、最強の抗酸化物資が豊富に含まれており、まさしく、アンチエイジングのための飲み物といっても過言ではありません。